こんにちは、まあちいです。
僕は20代後半に差し掛かったあたりから、このままではだめだと思い投資をはじめました。
が、僕のように知識もなくただ単に株のデイトレードをはじめると、ただのギャンブルとなってしまいます。
それも戦い方をしらない素人ですから、そうとう分が悪いギャンブルです。
というか、カモでした。ぐわっぐわ。笑
今日はそんな経験から、デイトレードの難しさについて語ります。
デイトレードはサラリーマンには不向き
当時はNISAが始まって間もなかったこともあり、20代後半にさしかかった僕は投資に関心を持ち始め、
SBI証券の口座を開設してデイトレードを始めてみたのでした。
結果、始めこそ10万円程度の黒字がでましたが、続けていくほどジリ貧になり、
最終的には10万円ほどの赤字が出て辞めることにしました。
そこで感じたことは、「デイトレード」は僕のような一般的なサラリーマンには不向きだなということ。
その理由を説明していきます。
最低購入価格が高い
まず投資を低リスクではじめる上での基本は、
−余剰資金でやること
−投資先を分散すること
であるといえます。
「銀行に眠らせておくだけではお金が増えることはないし、
日本円の価値が暴落する可能性がゼロじゃないから、
資産の形態を様々な形に変えておく」というスタンスのもと、
銀行に余っている資金を投資に回すべきです。
自分の生活費を削ってまで投資での一発逆転を狙うのであればそれはギャンブルでしょう。
そういった意味では、株のデイトレードは最低購入価格が高いです。
東証に上場する株式でいえば、10万円で買える株は全体の30%以下です。
すなわち、70%以上の株式は10万円以上かかるということです。
最低購入価格が高いということは、それだけ一社の命運にかけるということであり、
投資先を分散できなくなるということです。
当時の僕も30万円程度使って3社の株を買うというようなことをしていました。
貯金のうちの30万円というのは、当時の僕には決して少ない額ではありません。
その30万円を上がる確信のない3社にエイヤ!と賭けていたのだから、
まさにギャンブル要素満載だったといえますね。
なお、単元未満株、ミニ株といった、最低購入価格を下げた購入方法もありますが、
取引できる時間に制限がある、手数料が高いといったデメリットがあるので
個人的にはお勧めしません。
デイトレードは本業に集中できない
デイトレードは買った価格よりも高く売ることを目的とするので、
自分の株がリアルタイムで上がっているのか下がっているのか、とにかく気になりました。
価格に到達した時点で自動で注文することもできるのですが、
いかんせん利益がでたかどうかが気になり、トイレでもチェックする始末でした。
本業のあるサラリーマンであれば、ほとんど放っておくことができるような投資方法を選ぶべきだと思います。
塩漬け・損切りが難しい
「デイトレ−ドは簡単だ。上がるまで売らなきゃいいだけだから。」
といっている人がいました。
いくら下がったとしても、倒産しない限り長い目で見ればいつか上がるだろうから持ち続けていようという考え方です。
下がってしまった株をいつか上がるだろうと保有しつづけることを塩漬けと呼びます。
しかし、塩漬けしたまま保有するのはよくありません。
投資は「お金にお金を稼いでもらう」必要があります。
塩漬けを増やしてしまうと、いざというときに投資する元出の資金が足りず、投資の機会を失ってしまうからです。
ですから、どこかで損切り(損失がでた状態で株を売り、損失を確定すること)が必要なのですが、
この損切りをどの程度に設定すべきなのか素人の僕にはさっぱりわかりませんでした。
以上の理由から、僕はサラリーマンが株式デイトレードをするのはお勧めしません。
もちろん、株もしっかりと勉強して情報を集めチャートを読めるような知識がつけば、大きな利益が得られるのかもしれません。
しかし、本業以外に多くの時間を割いて知識をつけるのは簡単ではありません。
そして、そのような拠り所となる知識がないのであれば、
やはりデイトレードは半か丁かの博打要素が大きいと思います。
結局のところ、デイトレードはリスク分散も時間を味方にすることもできていないといえます。
これらを味方につけるには、ドルコスト平均法を利用するのが良いでしょう。
ドルコスト平均法についてはまたの機会に説明します。
今日はここまで。まあちいでした。
−最低購入価格が高い
−本業に集中できなくなりがち
−塩漬け・損切りの判断が難しい
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