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【投資の味方】複利パワーがいかに強いかを把握しよう【金利と時間】

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こんにちは、まあちいです。

まあちいブログでは投資に関する話をちょくちょくしています。

その中でよく「時間を味方につけよう」という言葉を使っていますが、

それがどういう意味なのか解説したいと思います。

今回は資産運用と切っても切り離せない、「複利」についてお話します。

複利のパワーを知ろう

複利ってなに?

複利とは利子にもまた利子がつくことです。

例えば100万円を年利10%で1年間運用したとすると、

翌年には110万円になり、10万円の利子がつきました。

この10万円分の黒字でぱぁっと豪遊するのも良いのですが、

仮に豪遊はがまんして110万円すべてを年利10%でもう1年運用したとします。

するとどうでしょう。

1年後には120万円ではなく121万円になります。

これは1年目に稼いだ10万円の利子に対してさらに1万円の利子がついたからです。

これが複利のもつパワーです。

たった1万円増えただけじゃんと侮ることなかれ。

資産運用において、この複利パワーは極めて重要で、

時間をかけるほど雪だるま式に効いてくるのです。

複利パワーは借金の世界でも絶大です。

借金をして返せない場合、借金の利子にも利子がついて、雪だるま式に借金が増大するという

地獄の螺旋に巻き込まれてしまうので注意しましょう。

借金の場合には金利を敵にまわしてしまっていますが、

資産運用の場合、うまく投資してやることで金利を味方にすることができます。

−複利とは利子にまた利子がつくこと

−複利パワーは時間をかけるほど雪だるま式に効いてくる

複利のパワーを肌身で把握しよう

複利のパワーを身を持って把握するには、自分で計算してみるのが良いでしょう。

例えば、

(パターン1)毎月1万円を年利7%で30年間運用した場合

(パターン2)毎月1万円を貯金した場合

とでどのくらい差がでるか比較した結果が次のグラフです。

どうでしょう。すごくないですか。

最初の5年位は大差ないですが、

時間が経てば経つほど複利で積立したパターン1が雪だるま式に増えていっているのがわかります。

30年後を見てみるとパターン2では360万円貯金が貯まったのに対し、

パターン1では1200万円を超えています。

素晴らしくないですか。1200万円を老後の蓄えとして自分でつくることができるんです。

我々昭和の化石世代が退職を迎える頃には年金なんてもらえないだろうから、

自分らで蓄えておかなくちゃいけないんです。

そういう世の中なんだからしゃーない。今から準備していきましょうよ。

あ、計算に関しては細かいところは端折ってしまっているので、概算だと思ってくださいね。

数字が少し違うじゃないか!という批判は受け付けません。笑

なにせ自分で計算してみるのが良いですよ。

貯金してちゃもったいないんだなぁって肌で感じてもらうことが大事ですからね。

余剰資金で自分にあった金額を設定しよう

さて、さきほどの計算では月々の投資額を1万円としました。

月々の金額を色々変えてみて、何年後にいくらになるのか、自分でいじってみましょう。

例えば僕の場合、月々5万円の投資をしています。

月々5万円だと、グラフは次のようになります。

月々5万円だと、、、

な、な、なんと!37年後には1億円を超えることになります。

欲しい!1億ぼく欲しい!

また、年利分だけみれば24年後に240万円を超えます。

240万円を超えれば月々20万円です。

月々20万円の不労所得があれば労働卒業できるかな。

でも24年たったらもう56歳ですからねー。

やっぱり月々の積立をもう少し増やすかぁ、、、といった要領で自分の目標を設定してみてください。

しかし、月々一定のお金を払い続けることは予想以上に大変です。

人生では結婚、こども、家、、、などなど、要所要所でまとまったお金が必要になりますからね。

いざといったときのお金は最低でもすぐに引き落とせるよう銀行にいれておくべきでしょう。

自分の収入とよく相談して、余剰資金で運用するようにしましょう。

−無理せず余剰資金で運用しよう

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時間を味方につけるという意味

雪だるまは大きくなるのに時間がかかる

これらのグラフを見てわかるとおり、複利は雪だるま式に増えていきます。

逆にいえば、雪だるまは始めのうちは小さいです。

小さい雪だるまを時間をかけてせっせと転がすことで、どんどんと大きくなっていくのです。

ですから、複利の恩恵を感じるまでに時間がかかるのが特徴です。

なので銀行に貯金している暇があれば少しでも早く投資をはじめるべきだと僕は思っています。

僕がこのことに気づいたのは30歳ですからねー。

今まだ20代前半で気づいた人は羨ましいですよ。

雪だるまを転がしはじめるのは早ければ早いほうがいいですから。

そういった意味で僕は「時間を味方につけよう」という言葉を頻繁に使っています。

複利をうまく利用して、自分の資産は自分で運用していきましょう。

年利が高くないと意味ないんじゃないの?

さて、ここまでの話をしていて疑問をもった方がいらっしゃるかもしれません。

そもそも年利7%を維持し続けるのが前提になっているが、

投資は元本割れのリスクだってあるのだから、常に7%維持するという前提で考えているのはおかしい。

という点です。

結論をいえば、おっしゃるとおり。

投資は元本保証ではないので、常にリスクはつきものであり自己責任です。必ず年利7%を維持できる保証はどこにもありません。

しかしながら、投資の仕方次第ではこのリスクを下げて、長い目で見れば高い確率で一定の年利が期待できるのです。

ここでも、長い目でみることで一時的なリスクを分散させるという意味で「時間を味方にする」という考え方が出てきます。

このあたりに関しては、また別の記事でお話したいと思います。

今日はここまで。

まあちいでした。

〜今回のおさらい〜

−複利のパワーを把握しよう

−複利パワーで時間が経つほど雪だるま式に増加する

 

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