”有事の際に金(ゴールド)を購入しようっていうけど、いったいどうやって買えばいいの?”
こんにちはまあちいです。
これまで分散投資の一環として、守りの資産として金(ゴールド)の購入を勧めてきました。
株のインデックス投資で長期運用するのも悪くはないのですが、
万が一バブルが起こったときのことも考えると、下手すると30年くらいの長期運用をしないと黒字に転化できない恐れもあります。
https://mati7188.com/investingenemys
また、万が一ハイパーインフレが起これば紙幣はただの紙切れになってしまいますから、
やはり”そのもの”自体に価値がある金(ゴールド)を多少なり保有しておくことはリスク分散として
有意義かと思います。
https://mati7188.com/gold-asset-preservation
でも金って買ったことないとどうやって買えばいいかわからなくないですか?
とりわけお金持ちじゃない一般的なサラリーマンが買いに行って良いものなのか。
敷居も高そうだし、どんな服装でどこに行けば買えるの?
この記事では、そんな疑問に応えるために、金商品の種類、購入方法、実際に買ってみた感想を述べますね。
金地金と地金型金貨のどちらを買うか
金(ゴールド)を買おうと思ったとき、大きくわけて金地金と地金型金貨という2種類の商品があります。
それぞれの価格については金価格推移 | 相場・マーケット情報 | 純金積立なら三菱マテリアル GOLDPARK(ゴールドパーク)にて
現時点での価格を知ることができます。
両者はどこが違うのか。メリットとデメリットを見てみましょう。
金地金とは
金地金とはいわゆる金の延べ棒のことです。
メリット:
(1)the・金塊
いわゆる「金塊手に入れちゃったぜー!!」という満足感を味わえますw
買ったことないのでおそらくですが。笑
(2)金貨よりスプレッド(加工費)がつかない
金貨のように加工していないので、金貨ほど加工費を取られない分お買い得となります。
デメリット:
(1)重量しだいで手数料がかかる
購入時の重量が500g未満の場合にはバーチャージという手数料をとられてしまうことです。
この500gの金地金を購入しようとすると、さきほどの三菱マテリアル社の2018年6月30日の公表値で
2,438,500円が必要です、ひえー。
およそ250万!!むりむり、まあちい家には到底むりですわw
お金に余裕のある方は、バーチャージさえとられなければ金地金がお買い得なので検討してみてください
(2)重たい
バーチャージを避けようとすると500g以上で買う必要がありますが、
500gってけっこうな重さですよね。
僕としては、金(ゴールド)は有事の際の保険として購入を検討しているので、
有事の際にさっと持ち歩けるものでないと、ちょっと管理しにくいかなという印象。
(3)保管しづらい
これもまた微妙なところです。なにせ250万円分の価値ですからね。
家にぽんと置いておくわけにはいかないし、
専用の頑丈な金庫を買うにも、金庫もそこそこの値段するから悩ましいですね。
預けるという手もありますが、保管料もかかるし、
せっかく金塊を買ったなら手元に置いて惚れ惚れと眺めたいじゃないですか笑
とまあ、こんな感じで、主に(1)の理由が決定的で、金地金はあきらめましたw
地金型金貨とは
一方で地金型金貨とは、各国の政府が発行している金貨のことで、
−カナダ政府発行のメイプルリーフ金貨
−オーストラリア政府発行のカンガルー金貨
−オーストリア政府発行のウィーン金貨
−中国政府発行のパンダ金貨
などなど、多くの種類の金貨が発行されています。
メリット:
(1)少量から購入できる
金貨の単位はトロイオンスという重量の単位でozとも表記されます。
1トロイオンスはおよそ31グラム。
金貨サイズは通常、1oz、1/2oz、1/4oz、1/10ozの4種類あります。
三菱マテリアル社によれば、2018年6月30日時点では
1/10ozの金貨の価格は17,596円と記載されています。
これならば手の届く範囲といえるのではないでしょうか。
(2)デザインが美しく種類が豊富
そのままですが、コインなのでなかなか格好いいです。
色んな国が発行しており種類が豊富ですし、記念金貨やアンティーク金貨といったレア物もあり、
コレクター心をくすぐられるものがあります。
しかし、記念金貨やアンティーク金貨はもはや金本来の価値よりもプレミアがついているので注意しましょう。
デメリット:
(1)スプレッド(加工費)がつく
金貨は加工されているので、その分が上乗せされてしまう分、グラム単位でみると金地金よりも
少しお高くなってしまいます。
まあ、加工しているので当然といえば当然でしょうか。
ちなみに金貨が小さいほどスプレッドの割合は大きくなるので、大きい金貨を買ったほうが単価は下がります。
(2)保管に注意が必要
重量が軽い分、金地金よりも個人で保管はしやすいのですが、
うっかり傷がつくと金貨の価値が下がってしまうので注意。
金は柔らかい金属ですので、毎日にやにやと触ったり眺めたりしていたら
床に落として傷つけてしまうなんて可能性もあるので気をつけましょう(気をつけます)
金(ゴールド)の購入場所と購入方法
−直接現地で購入
−電話で購入
の2通りがあります。
現地というのは貴金属商のことで、三菱マテリアル社や田中貴金属工業社などが有名です。
三菱マテリアル社の場合は店舗案内(直営店)に直接行くことで購入することができますし、
記載の電話番号に電話しても購入できるとのことです。
僕は電話ではまだ購入したことがありませんが、次回は電話購入してみたいと思うので、そのときにまた紹介しますね。
実際に現地購入してみた
さて、現地購入と電話購入のどちらにしようかと思ったのですが、
やはり初めてだったので実際の雰囲気を感じるためにも現地購入をしてみることにしました。
(1)場所
僕は名古屋に住んでいるので、名古屋の中心街「栄」にあるゴールドショップ三菱 名古屋店に行ってきました。
奥さんも連れて、栄デートのついでに寄り道です。
こちらの立派なビル、錦パークビルの14Fです。
地図はこんな感じ。
(2)雰囲気
今回、ゴールデンウィーク中に行ってきました。金だけにってね。(やかましい)
しかし休日の昼前でしたが、他にお客さんが一人いるだけで混んでいませんでしたね。
GW中はみんな出かけていて、金なんか買わないのかな。
入り口を入ると金貨や金地金がクリアケースにずらっと並んでいてテンション挙がりました。笑
ちなみに金地金には三菱のマークが大きく刻印されていたのが個人的にはちょっと残念。
どうせ買うなら企業のマークは目立たないものを買いたいです。今は買うお金ないけどw
さて続けます。
入り口だけ一瞬入りにくいかなと思いましたけど、すぐにスタッフの方が出てきて、親切丁寧に説明してくれましたねー。
服装に関しては、わりとラフな格好(襟付きシャツ+チノパン)で行きましたが、隣のお客さんも似たようなもので、
特に問題ありません。
ちょっと緊張していたものの、入ってしまえば和やかな雰囲気でしたので、敷居が高いと思い込まずに気楽に行ってみてください。
(3)失敗したこと
ひとつ失敗しました。現金をほぼ持っていっていなかったんです笑
カード決済できないんですね。知らなかったですw
どうやらゴールドショップは手数料を少しだけ上乗せしているだけなので、
カード決済だとカード会社に手数料を払う必要があって赤字になるため使えないようです。
「え!カード使えないんですか!?じゃあ、お金おろしてきます。ついでにお昼ごはんも食べてからまたきます笑」
といった感じで恥ずかしい思いをしましたw
でもスタッフさんも笑顔で対応してくれたのが救いでした。
みなさんも気をつけてみてくださいね。
(4)購入したもの
昼ごはん後に再度訪問して、ついに金貨を購入しましたー
カナダ政府発行のメープルリーフ金貨1ozを17万円程度で購入。
メープルリーフは金の純度が高く、またカナダ造幣局の鋳造技術が優れており
品位が高いので、迷った場合にはメープルリーフを選択するのが無難です。
実際に購入したのはこちら。
感想としては、1番大きい1ozを買ったけど、こんなもんかと思いました。
思っていたより小さいです。
そしてその見た目よりもずっしりとくる重さ。やっぱり本物の金は重たいです。
デザインはなかなか格好よくて気に入っています。
今回はちょっと敷居が高いかと思われがちな金(ゴールド)の購入方法について述べました。
今度は電話でも購入してみようと思います。
きょうはここまで。まあちいでした。
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