こんにちは、まあちいです。
僕はもともと野球やサッカーといったスポーツを見るのが好きなんですが、
ここ数年とても気になっている人がいます。
それはボクシングの井上尚弥選手。
ボクシングなんて興味ないよという人が多いかもしれませんが、
僕もボクシング観戦は素人です。
今日はなぜ僕がボクシングにハマっているのか、素人目線で語ります。
井上尚弥選手ってどんな選手?
井上尚弥選手は現在25歳
WBA世界バンタム級タイトルマッチはあさって5月25日
要チェックやRelifeのタイミング|Vol.6 井上尚弥選手 Part.3 | Relife mode(リライフモード) くらしを変えるきっかけマガジン https://t.co/ptX35LR00x
— まあちい (@mati7188) 2018年5月23日
井上尚弥選手は通称怪物(モンスター)と呼ばれる日本のプロボクサーです。
物々しいあだ名とは打って変わって、どこにでもいそうな爽やかイケメンのボクサーです。
僕が井上選手の試合を始めてみたのは2014年12月、オマール・ナルバエス戦でした。
井上選手が登場するやいなや感じた違和感。
「おや、若い選手がでてきたな」
そしてそれ以上に、
「ずいぶんと顔がきれい」
という点が印象的でした。
ボクシングの選手といえば、殴り合いのスポーツなだけあって、
顔がごつごつした選手が多い印象だったのに、
井上選手は顔に傷ひとつない。まるでそこらへんに歩いてそうな爽やかイケメン。
話している様子を見ても謙虚で礼儀ただしい素敵な若者です。
しかし、その日は16戦防衛中であり守備に定評のあるオマール・ナルバエスを2RでKOし、
WBOスーパーフライ級王者となったのでした。
井上選手のボクシングを観た僕の感想は、
「速い!巧い!なのにパンチ力が半端ない!」
という、反則級に弱点のない選手に見えました。
オマール・ナルバエスは名前の売れている選手であったため、
この試合で井上選手の名前は一気に広まったと言えます。
ボクシング界のビジネスという一面
さて、井上選手を語るにあたり、まずはボクシングについて話はじめないといけません。
ボクシングをあまり観ない人からすると、ボクシングって意味不明なところがありませんか?
僕がずっと気になっていたのは
−世界チャンピオンがやたら多くないか
−減量が大変だというけど、そもそもなんでそんなに減量しているのか
−世界チャンピオンの対戦相手がやたら弱い(ランキングが低い)ことがある
ということです。
とても今回すべては語れませんし、僕もまだ勉強不足です。
ただし、ひとつ言えることは、ボクシングはビジネスの一面が強いということです。
格闘技である以上、いったい誰が最強なのだということが気になりますが、
ファンがみたい選手同士の試合はなかなか実現されないのです。
よく「○○選手は逃げた」というようなことが言われるのですが、
実際には個人の戦いではなくチームの戦いといえます。
戦うのは選手一人だが、トレーナーがいて、マネージャーがいて、プロモーターがいるわけで、
いくら選手が「強いやつと戦いたい」といったとしても、チームの人たちの生活がかかっているため、
利益が少なくリスクの高い戦いは避けられるのです。
たくさんの世界チャンピオンがいて、防衛戦の相手のランキングはなぜか低くて、
防衛記録が連続○○試合であることが凄い記録であると言われているのも、
ビジネスという観点からみると納得できる面があります。
しかし、本当に世界で強い選手であると評価されるには、
世界チャンピオンとして何回防衛したかではなく、何回級制覇したかではなく、
「誰と戦って誰に勝ったか」が重要なのです。
井上選手は逃げたのか
これまで日本人選手で世界チャンピオンになった選手は多々いましたが、
世界でトップレベルと評価された選手はそうはいません。
1952年、世界チャンピオンが10人しかいなかった時代にチャンピオンになった「白井義男」氏と、
殿堂入りをはたしている「ファイティング原田」氏くらいでしょうか。
4団体17階級に増えた現在では、世界チャンピオンはたくさんいます。
弱い(といっては失礼ですが)相手にいくら連勝しても本当の意味での評価はされません。
井上選手はどうでしょうか。
井上選手が前戦までいたスーパーフライ級という階級はタレント揃いと言われていました。
しかし減量苦の限界に達した井上選手は前戦を最後に、階級を上げることになりました。
スーパーフライ級でタレントと戦いたかった井上選手は、IBF王者のアンカハス選手との対戦を望みましたが、
結局は断られてしまい実現しませんでした。
日本では「アンカハス選手が井上選手から逃げた」と報道されましたが、
世界からみれば、「井上選手はタレント揃いのスーパーフライ級で強い相手と戦うことなく
階級を挙げた」という観られ方をしているのも事実です。
残念ながらそういうものなのです。
ボクシングを観はじめるなら今が旬
ボクシングでは、タイミングやビジネス面もあり、とにかく強い選手同士の試合実現が困難なのがモヤモヤします。
ではなぜ僕は、「いまボクシングが旬だ」というのでしょうか。
それは、井上選手のいるバンタム級で、秋からWBSSが始まると言われているからです。
WBSS??
となったと思いますが、簡単にいうとトーナメントです。
そして、バンタム級のチャンピオン2人がすでに参加を表明しています。
井上選手があさっての試合に勝ってWBA世界バンタム級王者になれば、
井上選手もWBSSに表明を参加するといわれています。
WBSSは賞金額が50億ともいわれており(バンタム級では実際にはもっと下がるでしょうが)、
ビジネス面からみてもとても魅力的です。
これまで強い選手同士の試合が実現できずに障壁となっていたビジネス面での問題が解消され、
強い選手たちが一斉にトーナメントをすることになったのです。
井上選手の実力は紛れもなく世界トップレベルだと僕は信じています。
その井上選手が、強い選手たちと連戦で戦えるトーナメントがはじまろうとしているのです。
仮にWBSSで優勝したとき、井上選手は名実ともに世界から認められることでしょう。
まさに今からその伝説ロードがはじまろうとしています。
もちろん険しい道です。世界の壁が立ちはだかるかもしれません。
でも、信じて応援したいんです。
その第一歩となる試合が5月25日にスタートするのです。
ぜひ一緒に、井上選手が伝説へと駆け上がっていく様を一緒に応援しませんか。
今日はここまで。
まあちいでした。
−ボクシングを観はじめるなら今が旬
−井上選手が伝説へと駆け上がっていく様を一緒に応援しましょうよ