こんにちは、昭和の化石まあちいです。
「昭和の化石ってちょくちょく言ってるけどなんやねん」って思った方。
僕、昭和60年生まれなんです。
つまりね、仮に、仮にですよ。僕が100歳まで生きたとするじゃないですか。
そうしたら100歳まで生きている人なんて少ないから、
近所の子どもたちからも、「おい、あのじーさん昭和から生きているらしいぞ!!」「まじかよ、生きた化石じゃん!!」
なんて、シーラカンスみたいな扱いを受ける運命にあるわけです。
そう、いま三十路を過ぎたあたりの世代は昭和の香りを知っている世代なんです。
−ダイヤル式の黒電話でジーコジーコと回転させていたあのころ。
−友だちのお母さんが電話にでて、
「すいません、○○くんはいますか」と言っていたあのころ。
−駅の柱を集合場所の目印にしていたけど、
お互い柱の反対側にいることに気づかなかったあのころ。
そう、僕らは「昭和の化石」世代なんだ。僕が名付けた世代名なんです笑
このまあちいブログでは、今や忘れ去られた「僕たちの時代」についても、ちょくちょくレビューしていきたいと思います。
Contents
世代の壁を感じた!意味わからんよ「Twitter」
さて、三十歳も過ぎてくると、どうも「世代」というものを意識することが増えました。
会社でも1こ2こ下の代であれば話がわかるんですが、新入社員ともなると年齢が7,8歳も下になるわけで、
話していても「あぁ。なんかもう、世代が違うなぁ」と思うんですよね。
そんな僕が最初にぶつかった世代の壁。
それは「Twitter」です。
「Facebook」まではまだついていけていましたが、
「Twitter」に関してはついていけませんでしたねー。
たぶん「Twitter」に登録したのは10年くらい前です。
「ツイートとかリツイートとかカタカナが多いぞ?さらに@とか#とか、謎な記号だらけだ」ってな感じで
とりあえず「テスト」って呟いてみた、、、
が、反応なし。笑
「なんじゃこれ、つまらーーん!」ってなって即やめました。笑
あれから10年。ブログを始めたのと同時に、Twitterにもリベンジしてます。
ようやく使い方もわかってきて、Twitterの便利さもわかってきたので、
いずれ「昭和の化石」世代向けにTwitterやろうよ!的な記事を書きますね笑
さて、僕らの世代は違うんですよ。「Facebook」とか「Twitter」とかじゃないんですよ。
そう、mixi!
昭和の化石はmixiなんです!
(追記:以下、Twitterに関する記事を書いたので、Twitter初心者の化石世代の方は見てみてください笑)
あえて今、mixiについておさらいしよう
mixiが流行ったのは確か大学に入ったくらいだったかなと思います。
それはもう、爆発的な人気でした。
「これは革命だ!社会現象だ!」って感じましたね。
まわりの誰をみても、みんなmixiに夢中でした。
初対面の人には名刺代わりに「マイミクよろしく!」なんて言ったりしちゃってね。
それくらい、当時のmixiは新鮮で画期的だったと思います。
それでは、当時のmixiはなにが画期的だったのか。その特徴を見ていきましょう。
紹介制度
爆発的に流行っていたころのmixiは「紹介制度」を取っていました。
これがまた画期的でした。
「mixiってのが流行っているらしい」と聞いたからといって、すぐに自分ではじめることができないんです。
まずmixiをやっている友だちに頼んで自分を紹介してもらう必要があり、
頼まれた側も「紹介する人が自分とどのような関係で、その人がどんな人なのか」を紹介文として
書かないといけません。
つまり、SNSのくせに、最初にリアルな世界でのコミュニケーション能力が要求されるわけですね、大げさにいうと。笑
こうして無事紹介されてmixiが始められると、マイページ的なところに紹介者の紹介文が残ります。
「こいつの名はまあちい。大学のクラスメートで気さくないいやつなんで、みんなよろしくね」
みたいな感じでした。
この紹介文が嬉しいんですよ!
紹介文は最初にmixiに入る以外でも、マイミク(友だち申請した人)であれば誰に書いても良いんで、
まわりの友だち(マイミク)の紹介文をおもしろおかしく書いたり、逆に友だちが書いてくれたりするのが、ドキドキしたものです。
足跡
これもmixi青春世代には忘れられないやつですね。笑
そう、自分のページをだれがいつ見たのかが記録に残るんです。
「あ!あの女の子が足跡に残ってる」とか、
「あまり喋ったことないのに足跡ふんじゃった!」とか、
化石世代のみんななら誰しもがドキドキしたものですよね?笑
過去の友だちと繋がった
これはもう、いまでは当然のことなのかもしれないですね。
でも当時はSNSなんてなかった時代ですからね。
大学に行ってから連絡を取っていなかった中学高校の友だちと繋がったり、
小学校の同窓会が開かれたりした人も多いんじゃないでしょうか。
「mixiがなかったらもう連絡とれなかったかもしれない人たちと、mixiのおかげで繋がれた」のは
当時としては素晴らしいことでした。
あえて今、自分のmixiを見返そう
さて、mixiのパスワードは覚えてますか?笑
化石世代からしてみれば、もう15年位前に流行したものですからね。
でも、最近になってmixiの乗っ取りが多いらしいですから、
もし覚えているのなら確認してみたほうがいいですよ。
あえて今mixiを見返すメリット −紛失した写真が見つかった!−
この写真は僕がモロッコに行ったときに撮影した写真たちです。
実は僕、数年前にHDDを落としてしまい、過去の写真が全部消えてしまったんです。
海外の旅行や昔の友だちの写真が消えてしまって、バックアップも取ってなくて、
それはそれはショックでしたよ。
ですが、残っていたんです!mixiにたくさん!
もうね、大喜びしました!!
しかも当時の感性のままの日記と一緒にね。笑
そして僕は写真という名の宝探しを始めたのです。
当時の友だちのアルバムページを開いて写真を次々とあさりはじめました。笑
そしたら見つかりました!
当時のサッカー部の写真であったり、大学のみんなで行ったキャンプの写真が
出てきたんです。
自分が撮った写真じゃないですけど、懐かしい写真が色々と見つかりましたよ。
もし大切な写真が消えてしまってお困りの化石世代のみなさんがいたら、
すっかり眠らせてしまっているmixiを開いてみてください。
宝物が眠っているかもしれませんよ!!
あえて今mixiを見直すデメリット −黒歴史すぎて直視できない笑−
もうね、自分の日記が直視できないですよね。イタすぎて。笑
当時はmixiが世代中で盛り上がってて、友だちが足跡やコメントを残してくれるのが嬉しくて、
少しでも注目されようとしてウケを狙いにいっているのがね、
見事にすべっててほんと辛いです。笑
青春時代の日記ですからね、人によっては恋愛語っちゃリなんかして、
ある意味宝物かもしれないですよ。笑
直視できる勇気のある方は見てみてください。笑
さて、今回は「昭和の化石」の同世代が経験したことをテーマにしてみました。
今後も「昭和の化石」シリーズをちょくちょく載せていきたいと思います。需要はないかもしれないですが。笑
ところで、「温故知新」という言葉があります。
「mixi」はすでに廃れてしまい、FacebookやTwitterに取って代わられてしまいましたが、当時を知る僕としては、
mixiにしかない特徴や魅力があったと思うんですよね。
何か新しいものを作るとき、1から新しいものを作るのではなく、過去からヒントを得られるんじゃないかとも思うんです。
また次の機会があれば、なぜmixiが廃れていったのか、
そしてなぜmixiはあんなに流行したのかも考えてみたいです。
なにせ今日はここまでです。まあちいでした!
−僕たちは”mixi”世代だった
−mixiは「紹介制度」と「足跡」が画期的
−大切な写真をなくしてしまったあなたへ。mixiに残っている可能性あり